Python初心者でも簡単!MacにPythonをインストールする方法

こんにちは。育休中にPythonの資格を取得を目指している、まるです。
勉強するにあたり、MacにPythonをインストールすることから始めました。
インストール作業は簡単にできたので、手順をご紹介します。

PCスペックとバージョンについて

本記事執筆時点のパソコンのスペック

  • macOS Sonoma 14.4.1

インストールするPythonのバージョン

  • 3.12.3

インストールの準備

ターミナルを開く

Dockにあるターミナルをクリックします。

Dockにターミナルがない場合は、Finderから辿ることもできます。
Finder→アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル

Pythonのインストール

Pythonのインストール状況を確認

ターミナルにて以下のコマンドを実行します。

python –version

以下のようにバージョンが表示された場合、既にインストールされているので、インストール作業は不要です。

以下のように表示されたら、インストール作業が必要です。

Homebrewの確認

Pythonをインストールするために「pyenv」を使用します。
pyenvとは、複数のPythonのバージョン管理ができるツールです。
pyenvをインストールするには、Homebrewが必要になります。
Homebrewはパッケージ管理システムのひとつです。

ターミナルで以下のコマンドを実行し、Homebrewが利用できるか確認します。

brew -v

以下のような表示だと、利用可能です。

利用可能な状態でない場合は、Homebrewをインストールします。
インストール方法については、本記事では省略します。

pyenvのインストール状況を確認

以下のコマンドをターミナルで実行します。

pyenv -v

以下のようにバージョンが表示されたら、既にpyenvがインストール済みなので、インストール作業は不要です。

以下のように表示されたら、インストール作業が必要です。

pyenvをインストール

ターミナルで以下のコマンドを実行します。

brew install pyenv

私が実行したときは、以下のようなエラーが発生しました。

Error: You have not agreed to the Xcode license. Please resolve this by running:
sudo xcodebuild -license accept

(翻訳)
エラー: Xcode ライセンスに同意していません。以下を実行してこれを解決してください。
sudo xcodebuild -license accept

メッセージ通り、sudo xcodebuild -license acceptをターミナルで実行します。

sudo xcodebuild -license accept

パスワードを聞かれたので、Macのログインパスワードを入力し、実行しました。

再度、インストールコマンドを実行します。
少し時間がかかります。

brew install pyenv

インストールが完了したら、以下のコマンドを実行し、確認します。

pyenv -v

以下のように表示されたら、インストール成功です。

pyenvの設定を行います。
以下の各コマンドをターミナルで実行してください。
各コマンドの実行後、メッセージは表示されません。

echo ‘export PYENV_ROOT=”$HOME/.pyenv”‘ >> ~/.zshrc

echo ‘export PATH=”$PYENV_ROOT/bin:$PATH”‘ >> ~/.zshrc

echo ‘eval “$(pyenv init -)”‘ >> ~/.zshrc

source ~/.zshrc

以上でpyenvの設定が完了です。

Pythonのインストール

インストール可能なPythonのバージョンを一覧で表示します。
ターミナルで以下のコマンドを実行します。

pyenv install –list

表示されたリストから、インストールしたいバージョンを探します。
今回は「3.12.3」をインストールします。
「3.12.3」の部分に、インストールしたいバージョンを指定します。

pyenv install 3.12.3

インストールが完了したら、正しくインストールされたかを確認します。

pyenv versions

以下のように表示されたら、インストール成功です。

バージョン「3.12.3」を利用できるようにするため、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

pyenv global 3.12.3

再度以下のコマンドを実行すると、「3.12.3」の横に*が表示されるようになります。
これで「3.12.3」を利用できるようになりました。

最後に、Pythonの最終確認を行うため、以下のコードを実行します。

python –version

以下のように表示されたら、Pythonインストール成功です。

まとめ

本記事で紹介したPythonのインストール手順をまとめると以下のような流れになります。

  1. pyenvの確認
  2. Homebrewの確認
  3. Homebrewを利用してpyenvをインストール
  4. pyenvの設定
  5. Pythonをインストール

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